奥森ボウイ 俺得修学旅行の第1話

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1話 美形ギャルと混浴(1)

こうしてっと。

すると目の前には姉である沙也加そっくりな姿になっている自分がいた。

彼の名前は伊賀勇太。
実は、姉の代わりに女子校の修学旅行へ行かないといけないハメになってしまったのである。

幸いなのかあいにくなのかわからないが、姉・沙也加が生協オンラインで取り寄せた女子用の制服(Lサイズ)にカツラと化粧を施してみるとバッチリそっくりになったのである。
声はさすがに変える事はできないが、黙っていれば気付かれないかもしれない。

姉は過去に中学生の時の修学旅行で一人だけ欠席をしてしまい、楽しい思い出が何一つ残ってなかったのだ。
それだけではなく、卒業アルバムのページには修学旅行の思い出のページがふんだんい使われてしまっており、もちろん欠席している自分の姿はそこにはなく唯一映っていたのが集合写真の右端に欠席者という烙印ばりの証明写真が使われて映っていた。これに友達達は大爆笑。一方で自分自身は辛い記憶となってしまったのである。

高校になったら絶対に参加してやろうと意気込んでいたのにまさかの高熱…

こればかりはどうしようもない。

そんな時に弟の勇太を向かわせようと思ったのだ。

当日。

周りは修学旅行という事もあって非常に楽しそうにキャピキャピしていて楽しそうだが一人だけ緊張した面持ちで立っていた。
唯一の真実を知っているのは姉の親友である篠原佳織ただ一人。

彼女のサポートを受けながら無事に男子だという事をバレずに帰還する事が目的である。

上手くバレないで新幹線の中も普通の女子のように過ごし、写真にも映り込んで楽しく過ごせている。
これは楽勝なんじゃないか?

そう思っていた矢先、京都の観光地で歩いていると同じ学校の制服を着たスレンダーなギャルがパンチラをしていた。
見とれているとすごい睨みをきかせて絡んできた。

何とか切り抜けたが彼女はこの学校で絶対に絡んではいけないと言われている星女三巨頭の一人だそうだ!
夏目ルナという名前で特に彼女は修羅の娘と呼ばれており、口より先に手が動いてしまうという。
そして男性にも引かずに立ち向かっているその姿で恐れられているのだ。

篠原の助けもあり、その場は切り抜けたが不安は的中する事になる。

それは時間差で訪れたお風呂場で事件が起こった!
男湯に入ろうとした時に後ろから「そっちは男湯だぜ!伊賀。」と声を掛けられる。

振り向くとそこには先程絡んできた三巨頭の夏目ルナがそこにいた。

果たして勇太の運命は?
男性とバレてしまいボコボコになってしまうのか…


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